犬をお迎えしたらすぐに始めてほしいしつけ〜生後2ヶ月から1歳まで〜ハウス・トイレ・クレート編

新しく家族が増えるのはとてもワクワクして楽しいこともあれば、それと同時に様々な不安もありますよね。

ワンちゃんを飼育するにあたって1番の悩みがしつけです。

これから共に暮らしていく愛犬と一生涯楽しく安全に過ごすためにはしつけがとても大事になってきます。

犬をお迎えしたらまずどんなしつけから始めたらいいのか。

しつけの仕方は?

しつけがうまく行かない原因は?

初めてワンちゃんをお迎えする方も、現在しつけでお悩みの方も是非試してほしいしつけ方法をご紹介していきます。

目次

ハウス

ハウス イメージ画像

ワンちゃんをお迎えしたら、必ずサークルを用意してください。

目的は『ペットが安心できるスペースを確保』してあげることです。

サークルがない場合に考えられる様々な問題

・居場所が分からずストレスを感じやすく体調不良が起こりやすい。

 子犬は特に環境の変化に弱いので要注意です。

・トイレの失敗につながりやすい。

 動ける範囲を最初から広げてしまうと、トイレの場所が分からなくなり色んな場所で排泄をしてしまい、ニオイがついて今後も失敗をしやすくなります。

・吠えにつながりやすい。

 サークルの中が不快と感じていると、出してほしいとアピールをして吠え続け、ご近所トラブルにもなり兼ねません。

 総じて、このハウストレーニングはしつけの中でもとても大事になってきます。

ハウストレーニングはこれでバッチリ!4つのポイント

①サークルの中にベッド、トイレ、おもちゃを用意する。

②お留守番、食事、寝る時は必ずサークルの中。

③ワンちゃんをお迎えしてから約2週間は基本的にずっとサークルの中で生活させる。

 ※1日の中で10分程度遊ばせるのはOK

 次にサークルから出すのはトイレが済んでからが良いです。

 この期間が過ぎたら少しずつサークル外の範囲を広げていき、時間も少しずつ伸ばして慣れさせましょう。

④ご飯、おやつをあげる際は必ず『ハウス』と言ってからご飯、おやつをあげる。

 ハウスをしたらいいことがあると覚えさせます。

この4つを行うだけで、安心できるスペースがサークルの中だと認識していくため、文頭であげられた問題点の軽減になります。

1歳の成犬になるまでは続けていきましょう。

トイレ

トイレ イメージ画像

もともとワンちゃんは寝るところでは排泄をしたくないという綺麗好きな習性を持っています。

そのため、限られたスペースにベッドとトイレを用意してあげれば、消去法で自然とトイレで出来る子が多いです。

トイレトレーニングはこれでバッチリ!3つのポイント

①トイレをするまでにサークルから出さない。

②トイレをしている最中に「ワンツー、ワンツー」や「シーシー」など掛け声を1つに絞り、手拍子も合わせてリズムをとる。

③トイレシーツできちんと排泄が出来たら、「ワンツーできたね!えらいね!」とたくさん褒めておやつなどのご褒美をあげる。

!!ここで1番大事なのが継続することです!!

この3つのポイントを行なっていけば、「ワンツー、ワンツー」と飼い主さんが言うだけでトイレの合図だと覚えます。

そのため、お散歩などのお出かけ前に排泄を済ませることが出来ます。

しかし

『それでも失敗してしまう』

『前まで出来ていたのに失敗をするようになった』

こういったトイレのお悩みは成犬になっても出てきます。

それにはちゃんとした原因があるかも知れません。

トイレの失敗が考えられる原因と改善方法は?

原因改善方法
ペットシーツが汚れているからこまめにシーツを変える
夏場はベッドを暑く感じることもあり、冷たいトイレの上を寝床と思い込んでしまい、ベッドとトイレが反対になっているベッドを夏用に変えたり、ペット専用の冷んやりシートを活用したりして、涼しい居場所を作る
身体が大きくなりトイレの場所が窮屈に感じているサークルの周りをフェンスなどで囲い、サークルを広げて、ベッドとトイレの場所を離したり、トイレを大きいサイズに変える

これらが失敗の原因として考えられます。

そして、トイレを失敗しても怒らないことが大切です。

怒ってしまうとトイレをすることがダメだと思い込んでしまい、飼い主さんから隠れてトイレをするなど、我慢をするようになる可能性があります。

失敗してしまったら、ニオイが残らないようにサッと片付けましょう。

トイレトレーニングでお悩みの方は、是非1度試してみてください。

クレート(ペットキャリー)

クレート イメージ画像

クレートと聞いてあまりピンとこない方も多いかもしれません。

クレートとは、車や電車、飛行機、バスなどの交通機関を利用する際はもちろん、動物病院やドッグサロンへ通う

際や被災時の避難スペースなど様々なシーンで活躍する便利アイテムです。

しかし、クレートに慣れていないと…

・鳴いて移動どころではない。

・逆に愛犬にストレスを与えている。

などの問題が起こってきます。

クレートに慣らすためにも日々のトレーニングが必要です。

様々なクレートトレーニングがありますが、その中でも最も簡単に慣らすことが出来る方法を今回はご紹介します!

方法はたった1つ!クレートトレーニングはこれでバッチリ!

①サークルの中にクレートを設置し、その中にベッドを入れてあげる。

たったこれだけです。

そうすることでクレートの中で寝るようになるので、自然と落ち着く場所と認識してくれます。

そして、ハウストレーニングと同じでクレートに入れる際は必ず『ハウス』と言ってクレートの中でおやつをあげましょう。

これで、万が一の被災時にも愛犬も安心して避難することが出来ますね。

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この記事を書いた人

「一歩づつでも成長を感じたい。」
「自分の人生を少しでも豊かにしたい」
そんなことを考えて日々あがいています。

同じような気持ちでいる人へジャンルは問わず、自分が経験して少しでも為になる事を発信していきます。

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